2008年01月

ディテンション

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 学生時代からの仲間の訃報で久しぶりに
 再会したハリス・キラ・シッドの3人。
 既婚者のハリスは以前付き会っていたキラと
 良いムードになり朝帰りしてしまう。
 妻のアリソンはハリスに疑いの目を向けるが、
 彼は否定する。
 しかしその日から奇妙な事が起こり始め…。




 ハート
 プリズン・ブレイクのリンカーン役ドミニク・パーセルの主演です。
 今回は弁護士の役だよー。
 全然、弁護士らしいシーンはなかったんやけど。
 
 原題はグレイブダンサーズ(墓前舞踊家とでも訳すのか?)。
 ディテンションは拘留とか抑留って意味みたい。
 話の内容からしてどっちでもよかったっぽいかもしれない。

 友達の葬式後に墓場で酒飲んで踊ってバチが当たって
 ちょっといわくつきの幽霊にとりつかれちゃったっていう
 心霊モノなんですが。。。
 踊った墓の死人が生前、何かしらの事件を起こしてた犯人で
 自分の墓の上で踊った人間にとりついたのやけど
 一番タチの悪い霊にとりつかれたのが
 主演のドミニクじゃなくて元恋人のキラちゃんでした。
 んでまた、幽霊に性的暴行を受けてたりって
 小学生くらいの時にみた霊体かと思っちゃいました。
 
 最初は家の中で物音がしたり誰もいない部屋から
 ピアノの音がしたり普通に心霊現象が起こるわけです。
 映画の中のセリフを借りれば
 まだ霊自体の力が弱いから心霊現象が起こるだけで
 人的被害は皆無の段階なのに嫁が異常に怖がりすぎ。
 中盤になってようやく幽霊さんが登場なんやけど
 これがまたスペースバンパイアで生気を吸い取られた時の
 人間みたいで恐いってゆーよりニヤケてしまうような幽霊さん。
 で、この幽霊を嫁はキラやと思うわけです。
 どこをどう見たら人間に見間違えるのかわかりませんが
 恐いのは生きてる人間の嫉妬心の方かも。
 
 結局、犠牲者はキラとシッド、あと心霊研究員の女性
 (自業自得)で
 心霊研究のおっさんは結構な大怪我やけど助かり
 ハリスと嫁はたいした怪我もなく終わっていきました。

 話の最初に黒い封筒のカードを持ってる女性が
 幽霊に殺されるシーンから始まったのやけど
 この女性も墓場でダンスしたんでしょうかね?
 で、カードを墓場に置いてまわってるのが墓守の男で
 ラストはまた犠牲者がでるかもねーって暗示で終わり風味?

 ホラーとしてはB級やったかも。
 ドミニク・パーセルが弁護士ってキャスティングもどうかなぁと
 思いました。
 だってほんと頭よさそうには見えないんだもん。
 d(゚ー゚○)ネッ

 

ANOTHER

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 眠るたびに入れ替るカレンとスーザン。
 それぞれに相手は妄想が生み出した
 “もうひとりの自分”であると思っていた。
 しかし次第に夢と現実の区別が
 つかなくなる。






 ハート
 うーん・・・
 うーーん・・・

 スーザンはカレンを妄想が生み出したもうひとりの自分やって
 思ってたようやけど
 ほんとはカレンは精神科医が生み出した
 もうひとりの自分やったってことなんでしょうか?
 なんだかよくわかりません。
 
 どうなるん?どういうことなん?って思いながら見てたのに
 その疑問は一切わからへんまま終わってしまいました。
 スーザンとカレンの関係すらよーわからんへんのに
 精神科医まで加わって
  (?д?) エー 何やのよ・・・って感じです。
 
 挙句の果てに
 またカレンの最初に戻ってしまって
 ループかよって突っ込みそうになりました。
 
 話はかわるけどカレンの友達のメリーやったかメアリーやったかが
 ちょっとびっくりしました。
 確かに女性のようやねんけど
 ドラッグクイーンですか?って感じでわらけましたw

処刑島

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 犯罪に手を染め鑑別所に収監された
 少年少女達。
 彼らの更生プログラムとして計画された
 無人島でのキャンプは遊びではなかった。
 過酷な大自然の中で強制されるトレーニング
 という名の虐待は少年少女達を
 体力・精神力供に追いつめていく。
 だが、彼らをしごく鬼教官ですら、
 知らない恐怖がこの島に待ち受けていた!
 一人、また一人と虐殺される少年少女達。
 犯人は一体誰なのか?


 ハートハート
 最近、無人島を舞台にした話に縁があるようです。
 バトルロワイヤル・アイランドファイナルデッドを足して2で割って
 ちょっとあっさり味にしたような感じかも。
 この3本の中でも一番おもしろかったかもしれません。

 鑑別所でひとりの少年がいじめが原因で自殺するのん。
 で、連帯責任で同室の少年達が無人島への更生プログラムに
 強制参加させられることに。
 でもどうみても
 無人島での更生プログラムはボーイスカウトとかガールスカウトの
 キャンプをちょっとワイルドにした感じで、
 なんだか楽しそうやったよ。
 不良少年達やから、そういうキャンプには興味ないだけ
 やったっぽい。
 無人島のはずが
 女の子用の鑑別所からも更生プログラムで来てるし
 ホームレスまでいるじゃんか。
 男子の付き添いできてる看守が軍から譲り受けたって
 ゆーてたから
 てっきりその鑑別所の持ち物と思ってたのに
 そうじゃなかったのね。
 そうじゃなかったのねがもう1つ。
 元軍の施設があった無人島=科学実験でゾンビ発生って
 思ってたから犯人が普通の人間で、なぁぁんだ・・・。
 
 でもでも
 看守が殺されて少年少女達で
 とりあえず、軍の施設目指してキャンプ地を逃げ出すねんけど
 途中で仲間の死体を発見。
 危ないから先を急いだその時、地面がモコッと動いたのには
 ぉぉぉおおお!と驚きました。
 まるでランボーです。
 ランボーなシーンがチョロチョロあって
 一瞬、戦争映画を見てたっけ?っと錯覚してしまいそうに
 なりました。

 ネタをばらすと
 自殺した子の親父が元特殊部隊の軍人で
 いじめられてた息子の復讐のために
 次々に殺していったって話なんやけど。
 まぁ、これは見てたら少年達が案外と簡単に
 この結論に達して逃げる相手を特定してしまうのよねー。
 
 女子と看守はとんだとばっちりです。
 まぁ、少年鑑別所の看守は
 いじめのこともわかってたやろうから
 全く関係ないことはないかもしれんけど
 女子鑑別所チームの面々は
 たまたま同じ時に居合わせたばっかりに
 巻き込まれちゃって3人のうち2人が死んでしまったよ。
 
 全然おもろないわ!!ってゆーのじゃないから
 機会があれば見てみるのもいいかも。


 

ローズマリーの赤ちゃん

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 マンハッタンの古いアパートに若い夫婦者が
 越してきた。
 やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の
 奇妙な心遣いに感謝しながら妊娠期
 特有の情緒不安定に陥っていく。
 彼女はアパートで何か不気味なことが進行
 している、という幻想にとり憑かれていた。
 中盤までの心理的なサスペンスと終幕の
 意外な結末が、R・ポランスキーのじっとりとした
 演出と相まって、原作に勝るとも劣らない
 傑作を産み出している。
 M・ファローの病的な表情が、一種のミスディレクションとして
 効果を上げた。
 驚くべき事に「続・ローズマリーの赤ちゃん」なる続編が
 TVMとして製作されている。


 ハートハートハート
 今まであまりの恐ろしさに、もう消して!って叫んだ映画は
 2本のみ。
 1本はジョージ・A・ロメロのゾンビ
 あれは怖かった。
 そしてもう1本がこのロースマリーの赤ちゃんです。
 消してって叫んだのはもう30年も前のことです。
 なので内容は全く覚えてません。
 何が怖かったのかさえわかりません。
 でも、あたしの中ではとんでもなく恐い映画でした。

 これは40年前に作られたとは思えないくらい
 今でも充分に通用する映画なのでは?
 
 30年ぶりに見たけど
 当時は小学生やったし何か追い詰められてる感が
 単に恐かったのやと思うねんけど
 今では一応おかんになったので
 当時の恐さとはまた違った感覚で見られたかも。
 というよりも
 きっと妊娠したローズマリーに、より感情移入できたのかも?
 でも最後のあれはちょっと受け入れられないよーな?
 最初はちゃんとした赤ちゃんじゃないから
 ローズマリーは拒否してたっぽいけど
 結局、悪魔の赤ちゃんの母親になることを選んだってことで
 いいのかしらね?
 ちらっとそう見せかけてやっちまうだか!!
 っとも思ったんやけどそうはなりませんでした。
 
 ともかく
 大変おもしろかった(笑い転げるって意味ではないよ)です。

デス・パズル Vol.1・2

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 交通事故で死亡したパットの部屋を調べていた刑事のモンローは
 パットと彼の級友達が写った不可解な記念写真を発見する。
 記念写真に写る人物が次々と命を奪われていることに
 気が付いたモンローは捜査を進めていく。


 ハートハート
 Vol.1だけでも1時間ちょいと、とっても短かった。
 なのに2枚に分かれてて、うーん・・・。
 こないだ見たピースキーパーウォー 最終大戦のが
 とんでもなく長かったよ。3時間くらいあったもん。
 まぁ、長さはええとして。

 内容は
 交通事故(実は自殺)で死んだパットの捜査を担当した
 モンローがパットの残した録音テープを聞いて
 ただの事故じゃないって思って捜査していくってお話です。

 パットが残したのはテープだけじゃなくて
 30年前の事件の記事と当時の記念写真と手紙類。
 テープには30年前の事件からすべては始まってるって
 録音されていて
 記念写真に写ってる人間が自殺であれ、事故死であれ
 それは殺人事件ですからーっとも録音されてたから
 刑事のモンローとしては放置してもおけず
 捜査を始めるわけです。
 で、真実を突き止めるねんけど。

 その真実が実にややこしい。
 30年前に殺された女の子エイミーは誰からも好かれる
 いい子のはずが実はいじめっ子で、
 その仲良しグループやった者が次々に
 自殺とか事故にみせかけて殺されていってたわけです。
 モンローは同じくクラスメイトで、今では地元で医者をしてる女性と
 捜査していく過程で知り合ってお互い好意をよせる仲に
 なってしまうわけやねんけど
 実はエイミー達にいじめられてたのがこの女性で
 犯人やったわけなんです。
 が
 お前が犯人やったんかーって問い詰めたら
 違うよー、双子の兄ちゃんが犯人やねんって
 告白されちゃうんです。
 んでも
 双子の兄ちゃんは5歳の時に病死してることを
 事前に調べて知ってたモンロー。
 兄ちゃんは死んでるやん?ってゆーても
 会わせるって聞かない彼女。
 それで彼女が会わせた人物は・・・。

 サスペンスなのに
 なんか物悲しくて切ない内容でした。
 個人的に気になったのが
 モンローが同僚の刑事の嫁にちょっとだけ語ってた元カノの話。
 犯人とは知らず一夜をともにした彼女にも
 心に傷があるってゆーてたんやけど
 それが一体、何やったのかがとっても気になってます。

 あと、主演のロバート・カーライルは
 もしかしてあたしの好きな28日後・・・の続編である
 28週後・・・にも出てるよね?

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