ホラー

ゾンビ処刑人 3

ゾンビ処刑人 ジョーイはその日落ち込んでいた。
出兵中の親友バートが無言の帰還を遂げたのだ。
「あいつはいい奴だった…。」その時、ノックの音が。
ドアを開くと、そこにいたのはゾンビ化した親友だった!
とりえず居候させることに。
しかし、なにせゾンビ。
人間の血液を飲まないと(もう死んでるけど)餓死してしまう。
困った彼らは背に腹は変えられぬとばかりに
病院から輸血バックを強奪!
しかし、こんなことも続けられぬと話しながらの帰路、2人は強盗に襲われる。
ことなく取り押さえた2人。
あれ?これってもしかして??ここは犯罪都市ロサンゼルス。
悪人を成敗するついでに血も貰っちゃえばいいじゃーん!
今、彼らは正義(と血)を求め、ロス中の悪を成敗する!


ホラーコメディっちゅーことで、なんとなーく
犯罪に巻き込まれて死んだ人がゾンビになって生き返って復讐する話?
って思ってたのん。
でも違いました。

犯罪に巻き込まれるわけではなくて、従軍中に戦死・・・でした。
で、すぐさまゾンビ処刑人になるわけではありません。
っていうか、こいつはゾンビか?
見てくれはゾンビです。
でもしゃべるし、走るし、ちゃんと思考能力もあります。
やねんけども、なんでか血を補給しないとダメなんです。
血を補給したら肌つやもよくなって腐敗も止まるっていうか
止まるどころか腐りかけてた肌もきれいに戻ってます。
ただ、目だけは白い膜が張ったまま。
目だけは死んでます。完全に。
っていうか、血を飲まなあかんとは吸血鬼のようです。
んで、夜明けとともに寝て日没とともに起きるのも
吸血鬼のようです、っていうか吸血鬼です。
でも見てくれはゾンビです。

ようやくゾンビ処刑人になったのは半分も過ぎたころでしょうか。
ここまでが長い・・・長かった。
バンバン調子に乗って悪人を退治してまわって
さぁこれからおもしろくなるぜって思ってたら
ちょっと物悲しいラストでした。

悪人退治中にドジって死んだジョーイをゾンビにし
2人を戒めようとしたマチルダを口封じに殺し
人を殺して血を飲まなくてもいいように・・と
自分の血をすこーし献上したバートの恋人ジャネットの
血を残さず飲んで殺してしまい・・・。
挙句、バートとジョーイは仲たがい。
ジョーイは最初に2人に殺された強盗につかまり
死んでるけど生きたままバラバラにされてしまいました。
んで、生首にされても死ねずバートに殺してくれと頼んで
重機で押しつぶされる最後を遂げました。

さてさてジョーイを安らか(?)に眠らせたバートは
自分も安らかに眠るため、いろんな方法で自殺をしてみるんですが
どれも失敗。
とうとう精神的に逝ってしまって、普通の市民を襲ってしまうの。
で、警察に追われるねんけども
警察がバートをしとめるつもりが市民が標的となってしまい
どえらいことになってしまうの。

朝になって寝てしまったバートは
国に捕獲され、目覚めた時はなんかわからん施設におりました。
説明によれば、このゾンビの最初の感染者がバートのようです。
で、バートは再びゾンビ兵器となってイラクに派遣されました。

なんかなぁ・・・。
最初は退屈やったけど、そこそこ楽しい感じやったのに
あのままバートとジョーイがヒーローになって悪人をやっつけまくるまま
終わってほしかった気がします。

デッドクリフ  4

デッドクリフ クロアチアの自然の中を走る一台の車。
 乗っているのは、5人の若者たち。
 登山経験豊かなフレッド、その恋人で山が好きなカリーヌ、
 物静かなクロエ、その恋人のルイック、クロエの元彼のギヨーム。
 5人が目指す山に入ると「立入り禁止」の看板があった。
 しかし、それを無視したフレッドは、皆をリードして崖を登り始める。
 山に恐怖を感じ、キヨームの存在に苛ついているルイックは、
 登山中止を言い張るが、クロエに説得されて後に続く。
 目の前に、渓谷にかかる高さ200mの古びた吊り橋が現れた。
 メンバーが次々と渡る中、吊り橋は、大きく揺れて轟音とともに落下する。
 最後尾のカリーヌは、命綱一本でワイヤーにぶら下がり、辛くも危機を脱した。
 美しかった自然が、禍々しい雰囲気をまとっていく。
 だが、橋が落ちた今、もはや後戻りするすべはない…。


 
 フランス産の山岳ホラー?です。
 ホラーかな?たぶんホラー。。。
 ハイテンションばりのスプラッタはなかったけども。
 
 雑誌で見かけて、ずっと気になってた映画です。
 なぜにそんなに惹きつけられたのかは不明ですが。
 おそらく、今週こそは・・・と毎回見る気マンマンで探したら常にレンタルされっぱで、
 見たい気持ちにさらに油をそそいだのかと。

 話は簡単にゆーと
 クロアチアまで登山(ってゆーてもほとんど崖)にやってきた男女5人。
 前半はほとんど地に足着いてない崖登りでのハラハラ・ドキドキで、
 後半は仲間が1人ずつ、時には目の前で半殺しで連れ去られ、
 山のあちこちに仕掛けられてるトラップを避けながら、何かわからんもんから
 逃げる恐怖・・・という内容です。

 5人中1人は崖登り(ここはあえてそういいます)未経験、残り4人は
 高校時代からのお友達で、その中の2人は崖登り上級者でカップル。
 残り2人は崖登りそこそこ経験ありの別れたカップル。
 で、未経験者のルイックは別れたカップル、クロエの今彼。

 なぁんで今彼と元彼を会わせるようなことするかなぁ・・・。
 元彼が来たがっても断れよ。
 でもまぁ、あたし的に元彼ギヨームのほうがかっこいいと思うねんけど。
 この三角関係なヤツらが最後の方まで生き残るねんけども
 男同士の醜い争いが・・・。
 今彼ルイックが犯人の山小屋の地下室にギヨームを閉じ込めたと思ったら
 犯人に崖っぷちまで追い詰められて、崖にかけられてる壊れたはしごに
 逃れて落ちかけたルイックの手をギリギリでつかんだギヨーム。
 でもさすがに犯人の山小屋の地下室に閉じ込められて、殺されかけたんやから
 今回ばっかりは助けてあげられなかったのね、心情的に。
 ルイックの手を離して崖下へ・・・。
 
 崖っぷちまでルイックを追い詰めた殺人鬼、一体どこへ?と思ってたら
 クロエと抱き合うギヨームの後頭部へボーガンの矢が。
 結局、ルイックもギヨームもクロエを守れず戦線離脱です。
 怒ったクロエ、殺人鬼と対決です。
 左腕が上がらん状態なのに、殺人鬼の急所を蹴り上げ、殴る蹴る・・。
 手にしたナイフで止めぢゃーっ!!と思ったら・・・。
 
 クロエはどうやら医療関係者で、窒息してる救急患者の気道確保のために
 喉を切るってことができず、患者を死なせた過去があるようです。
 この体験がトラウマで、殺人鬼にも止めをさせず。
 殺人鬼を放置して、下山ルートのスライダーで泣きながら滑り降りてるとこに
 殺人鬼がクロエの残したナイフを持ってスライダーの・・・

 で、映像が終わってしまいました。
 それから字幕で、ルイックの死体は崖下で見つかったけど、他3人の死体は
 見つからず、クロエも行方不明のまま。
 殺人鬼は幼少期に誘拐されたまま行方不明、と・・・。

 クロエが殺人鬼に止めを刺さへんかったとこで、あぁ・・・スライダーのワイヤを
 切られてクロエも死ぬなって思ったけども。
 
 前半はほんとにハラハラドキドキでおもしろかったし、後半は思ってたほどの
 血みどろじゃなかったのは残念やけど、そこそこおもしろかったです。
 ま、若干ルイックにイラっとしたけどね。
 殺人鬼についてはサラっと字幕で説明するだけやったので、もうちょい
 山小屋になんぞ説明するようなものがあったりしてもよかったかもしれません。



レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー  4

レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー アイスランドの首都レイキャヴィク。
 世界中から訪れた観光客がホエール・ウォッチングに出航しようと
 港に集まってくる。
 6 組の乗客を乗せていつものように観光船は出航する。
 だが、沖に出たところで不慮の事故が発生。
 船長を失い、帰港する術をなくした観光船は、当てもなく
 海に漂うだけ。
 だが、そこへ一隻の捕鯨船がやってくる。
 思いがけない救いの手に、喜んで乗り移る観光客たち。
 しかしその捕鯨船で暮らす母子3人は、国連の捕鯨禁止措置によって生活する
 術を失ったことから、外国人に復讐する機会を待っていたのだ。
 彼らの狂気の魔の手が、観光客たちに襲い掛かる……。


 アイスランドの記念すべきホラー映画なそうな。
 何ぞ雑誌の記事で読んで、さして興味もなかったんやけども。
 どちらかといえばムカデ人間の方が見てみたいかも・・・な気持ちでした。
 が、80年代のアイドル女優・裕木奈江が出てるじゃーありませんか。
 裕木奈江って辛気臭い顔してて当時は好きじゃなかったけどね。
 今も別に好きでもなんでもありませんが。
 でも外国の映画で日本人ががんばってたら見てみたい気がして。

 お話はっちゅーと
 ホエール・ウォッチングにやってきた6組の観光客が、海上の船の不慮の事故で
 船長が亡くなり、途方にくれてるとこへ助けにきた漁船に連れられ
 行った先の捕鯨船でどえりゃー怖い目にあうっちゅー話です。
 
 
 まさか裕木奈江が結構な役やとは思いませんでした。
 でも待てよ?
 したたかで、卑怯で・・・・あまり良いイメージの役ぢゃなかったんやけども
 日本人がそういう風味に思われてるってことなのか?(深読みしすぎ?)
 
 深読みしてしまう程の役ってどんなんかといいますと
 日本人夫婦の秘書っていうかお手伝いっていうか、まぁとにかく
 こき使われるエンドウ役です。
 が、です。
 観光船でフランス男がアホなことをして船長が死んでしまい、あわや漂流・・・
 ってとこで、観光客が全員乗ったらいっぱいになる小型船に助けられ
 連れて行かれた捕鯨船が殺人一家の船なのよ。
 連れて行かれて5分もしないうちに、この殺人一家、みんなの目の前で
 早速、人殺しを開始して、生き残りは散り散りに逃げるねんけども。
 この時、エンドウは自分を雇ってるタナカの嫁・タナカ夫人と逃げるんです。
 パニックになってまともな判断ができへんタナカ婦人に、優しく語りかける風味で
 エンドウお手製爆弾を持たせ、殺人鬼ママとともに自爆させちゃいました。
 その隙に乗ってきた小型船に行って、他の人が助けを求めてても
 知らんぷりで岸まで逃げちゃったよ。
 乗り移る間くらい待ったれよ・・・と思います。
 他にも、灯台にたどり着いたと思ったら、そこもまた殺人鬼ママの息子宅。
 そう気づいたとたん、たまたま先に小型船に乗り込んでたフランス男を
 息子に殺させ、おまけに息子を騙して空港まで行き、そこで息子を殺し
 さらにはタナカ夫人になりすまして帰国しちゃったよ・・・・。
 どんだけ卑怯で卑劣でしたたかやねん・・・・。
 
 エンドウが船に乗せへんかった3人の内、ゲイのレオンが船に残って
 ママの息子たちを見張る役を買って出て、マリーとアネットは救命ボートに乗って
 捕鯨船外へ・・・。
 が、フィアンセを亡くして傷心旅行をしてたマリーが、最初からは想像できんほど
 自分だけ助かりゃいい的な勝手女に成り下がり、ボートに乗り合わせてる
 アネットにことあるごとに反発し、仕舞いにゃクジラ(たぶん)に海に引きずり込まれ
 アネットもそのあおりでボートから落ちて海で漂流・・・。

 船に残ったレオンは反撃に出た殺人長男ともみ合ってるとこへ来た
 海上警察?に犯人に間違われて銃殺されました・・・。
 レオン、すごくええ人やってんけどな。

 まぁいろんな意味で期待を裏切るホラーでした。
 ホラーとしてはあっさりしてて、何のヒネリもないように思いますが
 世界的な捕鯨反対への批判もあるのかな、と。
 難しいことはよくわからんけども。
 あたし的には結構おもしろかったと思います。


 
  

ゾンビハーレム  5

ゾンビハーレム 妻から離婚を切り出され、うつろな日々を送っているヴィンス。
 そんな彼を励まそうと、悪友のニールやマイキーたちは
 男だけの旅行を企画する。
 向かうのは、森に囲まれた“陸の孤島”でありながら、
 女性の人口が男性の4倍、おまけに“男日照り”の
 女性ばかりだという小さな町ムードリー。
 そこでひたすらハメを外そうとしていた彼らだったが、
 町はゴーストタウン状態で異様な雰囲気が横溢している。
 なんとか、女性を見つけて声を掛けるヴィンスたち。
 しかし、振り向いたのは凶暴で醜悪なゾンビと化した女性だった!
 それを合図のようにして、町のあちこちから現れる異形の群れ。
 逃げ出そうと乗ってきたマイクロバスに向かうも、その中にはゾンビたちが…。
 いったい、町の女性たちになにが起きてしまったのか? 
 そして、ヴィンスたちは町から脱出することができるのか?!


 邦題とパッケージから、きっとつまらんやろう・・・と思ってたんやけど
 いやいや、結構おもしろかったですよ。
 
 ウハウハな小旅行を企画したはずが、着いてみたら女はみんなゾンビ。
 しかも武器を使います。
 動きは若干ぎこちないけども、それでもノロノロゾンビに比べたら
 格段に動きは早いです。
 いつもなら性別は関係なくウイルスに感染し、仲間もどんどんゾンビに・・・
 なことになるんですが、今回は女にしか感染しないゾンビウイルス。
 最初こそ何でー?どうなってんのーー?!って感じなんですが
 諸悪の根源の軍人がひとりだけ生き残ってて上記のことがあっさりと
 判明するんです。
 が、へっぽこ野郎どもなので逃げることしかできません。
 
 バラバラに逃げてそれぞれピンチをくぐりぬけ、集合したのはいいけど
 逃げ込んだ先々にゾンビが潜んでて、4人が犠牲になりました。
 
 ゾンビに襲われ、友達が犠牲になって離婚の事実と向き合って
 吹っ切れたヴィンス。
 ゾンビを撥ね飛ばして町を脱出。
 と思いきや、死んだと思ってたゲイの友達からたすけてーと無線が入り
 引き返して助けに行きました。
 
 ということで、生き残りは4人です。たぶん・・・。

 というのは、最終的にゲイがゾンビを抑制する装置を動かして
 4人が助かったはずやってんけども
 ニールがちょけてて装置を壊してしまって、抑制できなくなって
 走って逃げるというラストやったから。
 後ろからは女ゾンビがわんさと追っかけてきてるのに
 走って、しかもゲイは走れないからカートに乗せられてたし
 あのまま逃げおおせたのかは疑問なのです。

 
 何気にグロかったりするけども、コメディ要素もたっぷりあって
 怖さはそんなにありません。
 ほんと久しぶりにおもしろかったです。


  

クレイジーズ  3

クレイジーズ 細菌兵器を積んだ軍用機が小さな町に墜落、ウイルスが
 漏れ出し、感染した住人たちが凶暴化し町はパニックに陥る。
 保安官デヴィッドは同僚らと共に脱出しようとするが、
 軍は事態を秘密裏に処理すべく町全体を封鎖。
 元は友人なのに襲ってくる感染者、町ごと焼却しようとする
 軍隊から、彼らは何とかして逃げようとするが……。


 これは73年のザ・クレイジーズ細菌兵器の恐怖という映画のリメイクとか。
 ゾンビものっぽいけど、襲ってくるのはゾンビではないみたいです。
 ウイルスに感染して凶暴化した人間ですから。
 ゾンビは死んだ人やからね。

 人口1300人弱の小さい町で住人がおかしくなり始めて、保安官が
 調べてみたら町の水源の川に貨物飛行機が墜落してた。
 飛行機の積荷のせいで川が汚染されて、みんなおかしくなってるのかも?
 と疑いだした保安官デヴィッド。
 何の手も打てないまま軍がいきなりやってきて、嫁は感染者とみなされて隔離。
 デヴィッドは別の場所へ。
 嫁を助けるべく町に戻ったデヴィッドは、同じく感染者とみなされて
 隔離されそうになってた副保安官のラッセルと再会。
 感染者に殺されかけてる嫁を助け出し、町を出ようとします。
 軍と感染者に見つからんように町から出られるのか?っていう
 今までにも見たことあるような内容でした。
 
 おもしろいかなーと思ってたんやけどねぇ。
 ティモシー・オリファントでてるし。
 でもやっぱりハゲのほうがええな。
 ヒットマンはおもしろかった。
 
 結局、感染してようがしてなかろうが住民は皆殺し。
 町も消滅させられました。
 で、デヴィッドとジュディが向かった次の町もまた消されようとしてました。
 なんだかねぇ・・・。

 
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